Update 2005/2/17
 
 
Render Blade Ver1.0 の新機能
 
 

Ver1.0 ではWeb 3Dでの利用を想定し、以下の機能を実装しました。

  1. IEへのプラグイン化
  2. JavaScriptによるムービー再生の制御
  3. オブジェクト制御によるインタラクティブ機能
  4. テクスチャとしてのJPEGファイルの利用

簡単に言えばLightWaveのデータをWeb 3DのようにIE上に表示させ、
フル3DベースのWebページやインタラクティブなアニメーションを実現することが出来ます。

インタラクティブな操作は3DCG画面を直接マウスでクリックするほか、Web Page上の外部ボタンから
Java Scriptで再生のスタートストップ・カメラの変更(マルチカメラの場合)などが行えます。

※ご注意!
なお Ver1.0 から一部 RBD ファイルのフォーマットを変更しておりますので、
Beta3 以前で作成された RBD ファイルは再生できません。ご注意ください。
lwsファイルを Ver1.0 以上で RBD ファイルに Export すれば、問題なく再生できます。

 
Render Bladeのインタラクティブ機能
 
 

■インタラクティブ機能の概要

Render Blade では、以下のインタラクティブ機能を実装しています。

・オブジェクトがクリックされたら、任意のフレームにジャンプさせる
・指定されたフレームから、指定されたフレームへジャンプさせる
・オブジェクトがクリックされたら、別のURLへ移動する
・オブジェクトがクリックされたら、別ウインドウでWebページを表示する

以上のインタラクティブ機能は、LW3D上でオブジェクト名を一定ルールに従ってつけるだけです。
再生/一時停止やフレーム番号の取得、マルチカメラの外部制御などもできますが、
これはJavaScriptによる制御なので、ここでは触れません。
「Render Blade HTML用 パラメータ」 を参照してください。

■インタラクティブ機能について

Render Bladeでは「ボタンをクリックしたら、ビックリ箱が開く」などの
インタラクティブな制御が行えますが、その秘密はオブジェクト名にあります。

Render Bladeには双方向を可能にするための4つの命名ルールがあり、
この命名ルールに基づいて作られたオブジェクトを 「コマンドオブジェクト」 と呼んでいます。
例えば、「rbx_jump_frame_400.lwo」 というオブジェクト名をつけることで、このオブジェクトをクリックしたら400目のフレームにジャンプさせる事が可能です。また「rbx_go_frame_100.lwo」というオブジェクトにキーフレームを打つと、100フレーム目に移動させることが出来ます。

他にもIEプラグイン版では、「rbx_go_html_url1.lwo」というオブジェクト名を使うことで、
指定した別のWebページにジャンプさせることが出来ます。
Render Bladeのインタラクティブ機能を使うためのルールについては、
「Render Blade コマンドオブジェクト」 を参考にしてください。

 
Render Blade Ver1.0 用サンプル
 
 

ここではRender Blade Ver1.0 の新機能を紹介したサンプルの解説しています。
以下のサンプルをIEでご覧頂くには、"RenderBlade.ocx"の インストール が必要です。
またインタラクティブアニメーションは Sample4 で解説しております。

■Sample1について 

キャラクターの両手の上に「HTML 1」「HTML 2」と書かれたふたつのオブジェクトが回転しています。それぞれをクリックすると、Webページが切り替わります。

・Sample1詳細

Webページへのリンクは 「rbx_go_html_url1.lwo」 と 「rbx_go_html_url2.lwo」 の
2個のオブジェクトで行います。
リンク先の指定はHTMLのソースを見ていただけばお分かりいただけますが、
<PARAM NAME = "SITE" VALUE = "url1=http://www.media-juggler.co.jp,url2=http://www.render-blade.com">などと指定しております。
url1=XXXを変更することで、好きなページをリンク先に設定できます。

■Sample2について 

オブジェクトをクリックすることでフレームを移動させる 「rbx_jump_frame_XXX.lwo」 の単独サンプルです。オブジェクトをクリックした時に好きなフレームに移動させることができます。
Jump100〜Jump600 まで、6個の青い三角オブジェクトをクリックすると、該当するフレームまで一気にジャンプします。現在がどのフレームにいるかは、左上に赤文字で表示されます。
この機能は、ユーザーのクリックでアニメーションの分岐先を変えたいときなどに非常に便利です。

・Sample2詳細

シーンの総フレーム数は700で、0フレームから700フレームまでリピートして再生しています。
例えば Jump200(rbx_jump_frame_200.lwo) をクリックすると現在の再生フレームに関わらず、200フレームからを再生します。
「Reset」 と書かれたオブジェクトは、0 フレームにジャンプさせます。

■Sample3について 

キーフレームを打つことでフレームを移動させる 「rbx_go_frame_XXX.lwo」 の単独サンプルです。
このサンプルでは、初回再生時は0フレーム目から再生を行いますが、600フレーム目まで再生すると300フレームにジャンプし、あとは300〜600フレーム間を繰り返し再生します。
0〜299フレームは2回目以降に再生されることはありません。
この機能は特定フレーム間をリピートさせるのに大変便利です。

・Sample3詳細

600フレーム目に「300フレーム目へ移動せよ」という意味を持つ 「rbx_go_frame_300.lwo」 にキーフレームを打っています。このため、初回再生時は0フレーム目から順に再生しますが、600フレーム目になると300フレーム目にジャンプします。
300フレームから順に再生して600フレーム目に来ると、再度300フレームに移動し、永遠にこれを繰り返します。

■Sample4について 

赤いボタンをマウスでクリックすると、ビックリ箱のフタが開いてキャラクターが飛び出します。
飛び出したキャラクターはまた箱の中に戻り、再びボタンがクリックされるまで何も起きません。
これは 「rbx_jump_frame_XXX.lwo」 と 「rbx_go_frame_XXX.lwo」 を組み合わせた、インタラクティブアニメーションの基本形です。

・Sample4詳細

このシーンファイルは次の3つの状態を持っています。

  1. ボタンが押されるまで待ち続けている状態(0〜60フレーム)
  2. ボタンが押されたときの演出の状態(100〜219フレーム)
  3. ボタンが押される前に戻す状態(220〜250フレーム)

以下、詳しく解説してみましょう。

最初のボタンが押されるまで待ち続けている状態は、これは60フレーム目に「rbx_go_frame_0.lwo」にキーを打つことで実現しています。つまり、0〜60フレーム目を繰り返し再生しているのです。
もし「rbx_go_frame_0.lwo」を使わなければ、ユーザーがぼんやりしている間にシーンの再生が終わってしまいます。

ただし、これだけだとループ再生されるだけで、ここから永久に抜け出すことはできません。
そこで、赤いスイッチを「rbx_jump_frame_100.lwo」という名前にすることで、赤いスイッチがクリックされたときだけ100フレーム目に飛ばすようにしています。

次に100フレーム目からは、まずボタンがぐぐっと押されたときのアニメーションを入れています。
本来なら、スイッチが押されてへこんでからフレームを移動するのが演出上正しいのですが、クリックされてからフレームのジャンプまで演出のための十分な時間がないため、飛び先(フレーム100〜)でボタンをへこませています。
この(100〜219フレーム)は一度再生するだけで終了します。
続いて復帰状態(220〜250フレーム)に進みます。

復帰状態では、ループさせたときにビックリ箱やスイッチを元に戻して、さらにスイッチがおされる前の状態にフレームを移動させます。
220〜250 フレームでキャラクターやビックリ箱を元の状態に戻し、さらに 「rbx_go_frame_0.lwo」 の250フレーム目にキーフレームを打っています。
これにより、0フレームに自動的に移動し、1. の状態が繰り返されます。